ABOUT
親世代が大切に保管してきた膨大な量の写真が、気づかないうちに失われています。捨てた後になって初めて「残しておけばよかった」と思う——その後悔が生まれる前に、できることがあると信じています。
「まちのしゃしんやさんプロジェクト」は、現代における街の写真屋さんの「在り方」を再考する活動です。個人の思い出写真をカタチにして残すこと、そしてその積み重ねがまちの大切な記憶になっていくことを信じて、活動を続けています。2023年から大阪・十三を拠点に、パイロット事業として歩み始めました。
写真が1枚あるだけで、世代を超えた対話が生まれ、想いが受け継がれる。 その可能性を信じて、小さく、一つずつ始めています。

このプロジェクトの話をすると、よく「素晴らしい活動をされてますね」と言われることがあります。でも、実際はそんな話ではなく、ただ目の前にあるから、やる。誰もしないから、やる。私の活動の原点は、ずっとそこにあります。

まちのしゃしんやさんプロジェクト主宰
窪山 洋子
ACTIVITIES
2018–
小学校の創立100周年記念アーカイブや「記憶のボックス」プロジェクトなど、地域の思い出を収集・整理・未来へ継承する活動を展開。街を愛する仲間とともに、まちの記憶を文化資源として残す仕組みをつくっています。
2023–
写真プリントを使った編集ワークショップは、世代や属性を越えた対話を生むプログラム。写畑プログラムの主軸として、企業研修や学校教育など幅広い場面で展開しています。
2025–
「写真がおしゃべりする場」をコンセプトに、地域や企業と協働して小さな居場所を全国各地につくる活動。写真を媒介に、人と人、人と街の記憶をつないでいます。
PROFILE

Hiroko Kuboyama
2009年にBLOOM GALLERYを開廊。写真専門ギャラリーとして、写真作品の販売・作家マネージメントに長年携わってきました。コロナ禍の長期休廊と出産を経て、フォトラボ事業をスタート。銀塩ミニラボ機(Frontier LP5000R)を導入し、写真プリントの現場に立っています。
私が写真と深く向き合うようになったのは、両親の故郷・九州から受け継がれた家族のアルバムや写真との出会いがきっかけでした。時代を経た写真が持つ意味、1枚の写真が記憶をつなぎ世代を超えて語りかけてくる——そうした原体験が、今の活動の根っこにあります。
2023年から「まちのしゃしんやさんプロジェクト」として大阪・十三でパイロット事業を実施。現在はギャラリー事業をひと休みし、「風の写真屋さん」として各地を訪れながら、写真プリントの楽しさと、個人の思い出が地域や日本の文化になるというアーカイブの視点の大切さを伝え歩いています。
まちのしゃしんやさんプロジェクトの記録ノート →